リヴァプール専門メディアのエンパイア・オブ・ザ・コップが、レアル・マドリードで出場時間を落とすトレント・アレクサンダー=アーノルドを「世代を画すサイドバック」と評価し、来夏の復帰は全員が得をする取引になりうると論じた。
モウリーニョ体制で先発は3試合のみ。リヴァプールは右SBの補強を必要としている。

元記事の要約
アレクサンダー=アーノルドは今季ここまで公式戦8試合のうち5試合に出場(先発は3試合)、3試合はベンチで出番がなかった。出場時間は292分で、可能な720分の4割強にとどまる。モウリーニョ監督が優先しているのは新加入のデンゼル・ダンフリースで、同ポジションで505分を消化している。
出場時間は2024/25季の3,479分から昨季の1,794分へほぼ半減し、今季も同じ傾向にある。昨季と同じ56試合を戦うと仮定した場合、今季は2,043分程度(可能な5,040分)というのが記事の試算で、昨季からわずかに改善する程度。マドリードの主力であり続ける姿とは言いがたい。
昨夏の退団は透明性を欠き、アンフィールド近くの壁画が複数回汚されるなど、ファンの反発は根強い。一方で記事は、クロップ政権の黄金期を支え、別々の監督の下でプレミア2冠に貢献した「世代を画すサイドバック」だと高く評価する。本人が愛された環境に戻ることが関係修復につながる可能性を示唆した。
リヴァプール側は右SBの層が薄い。負傷がちなコナー・ブラッドリー、本職を確立できていないフリンポンに加え、本来CBのローン加入アラウホを同位置で使っている。1月か来夏のウィンドウで補強が必要で、23歳のブラッドリーの成長を妨げず経験を備えた選手という条件に、28歳のアレクサンダー=アーノルドが合うと記事は見る。
障害は価格だ。マドリードは契約の早期解除のために支払った€10m(£8.5m)を回収でき、高額な給与も外せる。本人が古巣復帰を望めば全員が得をする取引になるというのが記事の結論だが、記事末に並ぶファンコメントは守備力と退団の経緯を理由に反対が大半で、「マドリードの問題のままでいい」という声が目立つ。