フロント№ 02Football365 · 10.08QUOTE
スポーツ法務の専門家ダン・チャップマンが、マンチェスター・シティの上訴戦略を「最良でも高リスク、最悪なら極めて危険」と評し、損害局限へ舵を切る兆しはまだ見えないと語った。元シティDFのダニー・ミルズは、7シーズンにわたる財務違反に見合う重い処分が必要だと主張している。
FFP違反でほぼ全容の有罪評決を受けたマンチェスター・シティが上訴するなか、スポーツ法務の専門家が戦略の危うさを指摘した。

元記事の要約
マンチェスター・シティは、2009年から2018年にかけてプレミアリーグのFFP規則に違反し、その遵守を怠ったとして訴追され、ほぼすべての容疑で有罪と認定された。独立委員会は実際の証拠に基づき、約9億ポンドの虚偽の収益を生み出すための複数の見せかけの取引があったと認定したとされる。シティは一貫して無罪を主張して上訴しており、制裁は巨額の罰金からプレミアリーグのタイトル剥奪まで幅があると報じられている。
スポーツ法務の専門家ダン・チャップマンは、独立委員会が流出文書の真偽をめぐる憶測ではなく、プレミアリーグの調査に基づく実際の証拠から複数の事実認定を下したと指摘した。そのうえで、シティが最初から取ってきた戦略は最良でも高リスク、最悪なら極めて危険なものだと評し、上訴やその後の法的手続きで勝てなければ制裁段階で自らを不利にしていると語った。損害局限モードに切り替える兆しは当面見えないとしている。
元マンチェスター・シティDFのダニー・ミルズも、処分が軽ければ茶番だと強い口調で異を唱えた。エヴァートンは数件の違反で勝ち点を剥奪され、フォレストも同様の処分を受けており、両者はいずれも率直に認めていたと指摘。最大の問題は7〜8シーズンにわたる財務ドーピングであり、そのシーズン数に見合う処分が必要だと述べた。上訴で手続きを長引かせた分を上乗せすることも正当だという考えを示している。